MENU

血圧と「血管が浮き出る」ことの関係

血圧には 動脈と静脈のもの2つがあります。

 

一般的に「血圧」と言っている場合の「血圧」は動脈のものをいっていて、動脈圧の血圧を測っています
動脈は心臓から血液が流れるでていく血管であり、心臓の収縮と拡張により、最高血圧と最低血圧としてあらわれてきます。

 

一方、静脈は血液を心臓に戻すための血管で、動脈との間に栄養と酸素を供給する毛細血管が存在します。そのため血圧の値はかなり低くなり大静脈圧は約15mmHgとなります。

 

また、静脈は平滑筋が少ないため偏平な形で、筋肉の伸縮による静脈圧は変化しやすくなっています。そして静脈にかかるは圧力は低いために重力の影響を受けやすく、体の下の方が静脈圧は高くなります。

 

「血管が浮き出る」ことと血圧

「血管が浮き出る」場合の「血管」は静脈ですから、いわゆる「血圧」と「血管が浮き出る」こととは直接的な関係はないといえます。

 

ただ、高血圧の方でそれまで心臓に負担がかかってきている(心不全など)状態になり、それに伴い本来は低い静脈圧もあるレベルまで上がってきてしまうと「血管(静脈)が浮き出る」ことになってしまいます

 

健康な方であればいわゆる「血圧」と「血管が浮き出る」の関係はなく、
高血圧の方にとっては「血圧」が「血管が浮き出る」とが関係する、
ともいえます。

 

また、高血圧になる要因として動脈硬化や血栓がありますが、動脈がそういう状態であれば静脈も同じ状況におかれている可能性も高いことになります。
そうならないためにはいわゆる「血圧」が高くならない生活や対策をとることになりますが、それは結果的に「血管が浮き出る」ことを防ぐ対策にもなります。

 

これらを考えると「血圧」と「血管が浮き出る」は連動しているともいえそうです。

血管が浮き出る症状と改善する情報を紹介!

スポンサードリンク